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51歳にして悲願の一勝!! キックボクシングRISE公式戦結果報告。

2025年6月8日(日)、RISE NOVA アマチュア•キックボクシング東京・大森大会に出場致しました。

実に2年ぶりの公式戦です。

会場はJR大森駅前のゴールドジム・サウス東京アネックス。

ここの7階にリングが常設されており、今回参加したRISE以外にも沢山のアマチュア大会が開催されています。

まずは10時半〜11時半に軽量。アマチュアとは言え体重で階級分けされており、少しでもオーバーすると失格、つまり試合参加不可能となります。

RIZINやRISE、K-1などの軽量は素敵な会見場で行われていますが、そこはアマチュア。階段の踊り場で軽量となるためズラズラと若者と一緒に並ぶのです。

 

私は今回70キロ級でエントリー、普段体重68.5kgですので全く問題なく軽量をパス。

2部の第一試合(緊張!)とはいえ、12時にスタートですので40分間は5階にある漫画喫茶(個室)で昼ごはんとストレッチ、バンテージをまきまき。

 

前回のバタバタとした反省を踏まえ、着実に間に合うようにリングチェック、アップを済ませました。

が!!

この日は軽量オーバーやドタキャン?の選手が多数出たのか試合の組み直しが行われ、全ての防具装着のまま40分待ち(笑)。

 

コレが意外と私には良くて、緊張がいい感じに解けまして。と言うか解けすぎたかも知れず、第一試合スタートのアナウンスがいきなりかかり,対戦という感じでした。

はてさて、1試合目。お相手はG 2ジムの池田選手。相対した際に『で、デカい…(後ほど分かりましたが身長178cm)』なと。

序盤、3ポイント先に先取され「ヤバい…」と思いましたが、セコンドの菅原会長のアドバイス通りに組み立て直し。

ガンガン攻めたら主導権を握り返すことができ、怒涛の6ポイント奪取でなんとか勝利できました!

 

最後はかなり冷静に戦えたので、ポイント優位は認識できまして。判定を聞くことなくガッツポーズしちゃいました。

苦節4年。5年目にして漸くの初勝利!息子が生まれてから1番嬉しかったかも知れません。

試合後、この日1番参加者と応援が多かったTARGET軍団が目立っていたのか私のところに池田さんがご挨拶に来て下さいました。

『最初で最後にしようと試合に出た』とのことでしたが、『強かった!55歳までは試合でましょう!』とお伝えしました。

一緒に写真撮影もさせて頂き、先程までドツキ合いしていた相手と親交を深められるのがスポーツの良いところだなぁと感じた次第です。

この日は2試合希望で出していたので、26試合目にもアップセットの平原選手と対戦。

向かい合った時の正直な感想は『さっきより、デカいやん…(180cmとのこと)』。

身長に差があると、当然手足の長さが変わる。そう致しますと、同時に打った場合長い方が先に当たるのです。

ガッツは燃えていましたが懐に入りきれず、先に7ポイントを取られたため(7対2かな?)で試合終了=TKOとなってしまいました。

体感ではあと23秒くらい残っていたので、もう少し戦いたかったなぁと。

 

平原さんもTARGET軍団から私を見つけて下さり、ご挨拶させて頂きました。44才で4年の経験とほぼ私と同じ条件。年齢こそ違えど、やはり4年やり込んだ間合いとテクニックは凄かったです。

敵ながら天晴れ!アップセットとTARGETはジム自体に交流があるので合同スパーリングでまたお会いしたい旨をお伝えしました。

その後、Instagramでの交流させて頂き、お互いのローキックが炸裂し、これまたお互いに翌日はまともに歩けず…まさに『痛み分け』を共有させて頂きました。

法人代表・お父さん・キックボクシングと共通点も多いので今後ともご交流のほど、よろしくお願いします。

とにもかくにも。

 

51才(今年度52歳』、4年やり込んでの『一勝』は本当に嬉しい。

何よりも息子が喜んでくれ、背中を見せれたことが嬉しい。

息子が賞状を家に飾れと言うので額装しました。

人生振り返れば学士修士、資格証書以外で賞状を頂戴するのは人生初かもで、五十路になっても賞状は嬉しいものです(笑)。

努力がすぐに報われる人とそうでない人がいますが、私は音楽以外は全て後者でした。

本当、思うのですが『勉強が1番コスパがいい(笑)』。なぜならただ勉強をやり込めばそれなりに必ず結果がでるからです。

話を戻しますが、『他人と比べる必要はない』のです。心理学でわかっていることは『他人と比べると不幸が始まる』。

大切なのは『昨日の自分より、今日の自分を少しでも誇れる様にちょっとマシになる事を続けるだけでいい。比べるのは昨日の自分だけでいい』。

 

このブログをお読みくださるのは保護者や親の方々かと思います。

ひきこもり、不登校、心の病気となったわが子を見るのは時に辛いことでしょう。

しかし,弱りきったわが子を無条件肯定するには、親が多くを学び、逞しくなっていく事が必須となります。

親が元気に楽しく生きて見せる。

 

 

夫婦が絆を深め、その絆にある愛という温かさで家庭を包摂するのです。

それが出来れば、わが子は(ひきこもり・不登校・心の病気となった)罪悪感から解放されます。

結局、親でも「わが子を変える事は出来ない』。出来るのは包摂し、『良い影響を与え続けること』だけと腹を括れば、全てが変わって来ます。

結局、ひきこもり、不登校、心の病気を問題にしているは誰か?という話です。

変えようとしなければ、変わっていくのです。

そこに安心安全と親の愛があれば。

『強くなければ優しくなれない』

私は息子と妻をずっと優しく包摂できる様に強くなるべくまだまだ闘います。

 

 

52歳でも新たなことにチャレンジ出来ることを親御さん、苦しい状態にある人に少しでも知って頂ければ幸に思います。

55歳まではまだまだハードなクラス目指して闘い続けます!

闘う臨床心理士

ますだ ともひこ

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