歳を重ねてきて、ただの花の一種類でしかなかった桜に違った印象を持つようになりました。
それにしても、10代の頃は見向きもしなかったモノに、どうしてこうまでも心が揺り動かされるのか?
とくに今年は特に強く感じたのです。
3月で48歳になった自分ですが、桜を見て想起されるのはやはり他界した親友です。
彼がこの世を去って18年。
いつも思い出されるのは10代〜20代前半の日々です。
彼がこの世を去って18年。
少し鬱っぽくなったので、春がきたことを知りました。
親友を忘れたくないから
このウツ症状と悲しみは永遠に消え去らないでいいかな。
それにしても、悲しみは消えないのに、思い出だけは美しくなっていくのは何故なんだろう。
毎年、桜が思い出に色を添えているのだとしたら。
歳をとる度にこころを奪われるのがその理由なのかもですね。
二人して好きだった Manic Street Preachersの「Motorcycle Emptiness(享楽歳の孤独)」
独り想いを馳せた「 Everything Must Go 」
今日も聴いてみる。
おかげで臨床心理士として大切なことを忘れないでいられます。
桝田智彦(ますだ ともひこ)
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