『未来は僕らの手の中』
中学の時に聴き、揺れる私の心を支えてくれたザ・ブルーハーツの一曲『未来は僕らの手の中』。
最近しんどい事が続き、数年ぶりにまた聴くようになりました(笑)。
「真実を握り締めたい。僕らは泣くために生まれて来たわけじゃないよ、僕らは負けるために生まれ来たわけじゃないよ。未来は僕らの手の中!」
この言葉を45歳の今も信じています。時に揺らぎますが、信じています。中2病と思うならそう思って頂いてかまいません。
- 子どもの7人に1人が貧困。
- 56.5%が「生活が苦しい」。
- 一人暮らしの女性の3人に1人が貧困。
- 20代の貯蓄ゼロが60%。
- 30〜50代の貯蓄ゼロが40%を超える。
- 10代の自殺率だけが増えている。
皆さんに、この日本の現実を吟味してみて欲しいのです。
私は強い野党が必要だと思っています。意見が違っても議論し、分かりあおうとしないと一部の思い込みが世の中を支配してしまうからです。
デフレが20年間続き、この期間経済成長していないのは日本だけです。
一応、伝えさせて頂きますが私は無宗教・無党派です。
しかし、今回の選挙でALS筋萎縮性側索硬化症の舩後さん、重度障がいの木村さん、困難を抱える当事者のお二人が当選し、国政に参加することは計り知れないほどの意義があると思っております。
賛否両論あると聞きますが、実際に街頭演説を聞いた私はこう思います。当事者の方々が立候補されたのは『このままでは自分たちふくめた皆さんの命と、未来が危ない』と思ったからであると。
一方で、消費税増税は「ひきこもり」や「貧困層」を直撃します。
現在、ひきこもりを社会学から見る勉強をしているのですが「10円、20円に困っている人が現実にいる」のです。消費税増税は年、1ヶ月分の所得が徴収されるという試算も出ております。
前回の5%から8%への増税の際、全て社会保障のために使うと与党は言いました。でも、8兆円の税収のうち16%しか社会保障に使われておらず、あとは公開を求めても非公表なのです。
意義を申し立てないと、隠され、言いなりなのです。
私にも息子がいるので、こういった発言をするのは少し怖いです。
でも、何もしないと息子の未来が危ない。愛する息子が戦争に行かされるかもしれない。ひきこもりの青年や、社会的に弱い人達が切り捨てられる未来が来るかもしれない。
政治的な発言するのは怖いけど、親である私の役目は『息子の絶対な味方であること』・『息子の未来に責任を持つこと』、そこに行動を伴わせる事だと思っています。
発言する・しないは等価値だから、私の心の定規で“意見の違う人”を計らないようにと思います。
私の仕事は自営業みたいなモノなので日曜日出勤や自宅で仕事をするのは当たり前です。毎年残業もふえております。
講演のお声掛けも頂き本当にありがたく思います。一方で、家族との時間、コスト、意義などを私なりに考えてお受けするか判断させて頂いております。
それでも判断できない時は電話やメール、直接対話でお気持ちをお聴かせさせて頂いております。
みなさま同様、私にとって、息子や妻との時間はかけがえのない程に大切なのです。仕事がある事に心から感謝しております。それでも、家族の方が大切です。これが私の生活であり価値観なのです。
私と当ブログをお読み下さっている方とが、価値観や政治的思想が違っているのが普通だと思いますし、それぞれの立場を分かりあおうとすることが健全だと思います。
少し話が脇にそれましたので、価値観に話を戻します。
私は息子の行く末に「戦争に行く未来」「貧困が当たり前の未来」なんて事があってはならないと思ってます。
同時に、ひきこもりや貧困含む社会的に弱い人達が切り捨てられる社会になってはならないと思います。
何もしない事は誰にでもできます。
一方で、わが子のためとはいえ“動く事”“お金を払うこと”は中々難しいと、私を含めた社会を見ていて思います。
「動くこと・動かないこと」も等価値だと思います。一方で、『わが子の立場で考えてみれば…』と少しでもよいので思って欲しいのです。
少なくても、私の息子が望むなら、息子を守るためなら私はなんだってします。
私は、息子のためなら命をはります。
今後、息子が小学校に入った際、もしもいじめられたら「モンペ」と言われても構わない、私は全力で戦います。
息子やひきこもる方、不登校の青少年が『未来は僕らの手の中』『生きていてもよいのだ』『生きていたい』と思える世の中になるように、今後も微力ながら活動させて頂きます。
ひとまず参議院議員選挙は終わりましたが、世の中を少しでも良くしていくことは、皆さんのお力でこれからでも出来ると思います。
同時に、わが子の心を「より良くしていくこと」は今からでも、何歳からでも出来ると思います。心理学は「こころの科学」です。
正しい方法を、正しい順番で、継続すれば結果が出ます。
ひきこもりや不登校についても同じくです。そのために必要なのはまず、親である方の『言葉』と『行動』に変革が起きることが大切だと思います。
親である私たちから「全ては始まる」と思うのです。
まずは一歩から始めてみて下さい。
私の思うひきこもり「回復」と当ブログをお読み下さっている方の思う「回復」に違いがあっても私は良いと思います。違うのであれば私も分かろうとさせて頂きます。
一方で、わが子は「“ひきこもり”になるために生まれ来たわけじゃない」という気持ちであると思います。
わが子の「未来は僕ら(親である私たち)の手の中」かもしれない…。
少しで良いので、そう考えてみて頂ければと思います。
解決しようとする前に「分かろう」とする事が、はじめの一歩になるのだと思います。
長くなりました。最後までお読み頂き心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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